自然のなかで育つ保育を広げる団体2018/12/21

今年は、自然保育、森の保育に関する本の出版が続きました。
自然のなかで育てる団体、子どもと自然をつなぐ団体の活動も盛んです。
(つながっているのにつなぐは変ですが、つなげないとつながらないので)

今回は、それらの団体を紹介します。
(出会いの新しい順にご紹介)

森のムッレ協会


本当の団体の名前は、日本野外生活推進協会なんだそうです。
スウェーデン野外生活推進協会とのライセンス契約によって
日本の活動を推進しています。
森のムッレ協会新潟と櫻井慶一先生が、今年本を出版されました。


日本自然保育学会
保育者を養成する教員が保育の質へ及ぼす影響は大きい。

大会では、研究発表もあります。


国土緑化推進機構

このホームページから、子どもと森をつなぐ様々な団体へ飛ぶことができます。


国土緑化推進機構編集の本です。


園庭・園外での野育を推進する会
ホームページの文字や写真に、野性味があふれていますね。


森のようちえん全国ネットワーク連盟
全国交流フォーラムは、もう14回目なんだそうです。


団体ではありませんが、最後にふれたいのは、
自然と子どもをつなぐ保育を広めた、さくら・さくらんぼ保育園。
水・土・泥、自然物と遊ぶ、高低差のある園庭づくりなど、
農業国らしい保育を創造し、全国に影響を及ぼしました。

今年も、大気の汚染と、温暖化による異常気象で、
保育者が子どもを外へ出せない日がありました。
全国の園庭に木を植えれば、
それらから子どもたちを守ってくれるのではないでしょうか。
全国の園長がその気になれば、
「子どもの徒歩圏内に森のある日本」が生まれるかもしれません。

保育者の役割と、「言葉がけ」「言葉かけ」2018/12/16

夜中に、「言葉がけ」で、目が覚めました。

思い悩んでいると、夜中に思い出して目が覚めるという困った習慣があります。
夜中に、枕元のポストイットにメモした「けんさく」という文字を見て、
朝一番に、自分のパソコンに「言葉がけ」と、検索をかけてみました。
やはり「言葉がけ」は、人が作成した論文と文書にしかありませんでした。

「言葉がけ」や、「言葉かけ」は、
保育では、よく使われる言葉です。
しかし、私は悪い関わりの例でしか使いません。
実習指導でも、計画や記録には使わないように指導しています。

しかし、学生は、「言葉がけ」「言葉かけ」と連発するのです。

今、2年の学生数人と、4年のゼミ生が、
食事場面での「保育者の言葉」を研究しています。
そのなかで何度も、「言葉がけ」が出てきます。
「どうして、みんなは『言葉がけ』と使うの?」と聞くと、
「『言葉がけ』は、高山先生が言っていると思います」との答。

(えっ!私なの!?、無意識に使っているの?)
と、ずっと気にしていたのでした。
それで、夜中に目が覚め、パソコン検索をし、
やはり「言葉がけ」は使っていないと確認して安心しました。

友達に、「言葉がけをする」とは言いません。
家庭でも、「子どもへ言葉かけをする」とは使いません。
なぜ集団保育だと、「言葉がけ」「言葉かけ」になってしまうのでしょうか。

「言葉がけ」ではない母と子の光景。

応答性が、保育者の基本姿勢のはずです。
指針の「言葉がけ」の文言を、次の改訂では無くしたいものです。

1月4日の追加です。
言葉がけについて、ある先生より、
「『話しかける』は意図が薄く、
『声をかける』『言葉をかける』は意図があるときに使うのではないか」
というご意見をいただきました。なるほど。

「声をかける」「言葉をかける」と
「言葉がけ」「言葉かけ」の違いはどこにあるのでしょうか。


1歳は手をつないで散歩ができるのか2018/12/02

質問をいただきました。

今悩んでいる事があります。1歳児同士が手を繋ぎ戸外を散歩中、お子さまの気持ちが逸り、急に1人が走り出すと、もう1人が引っ張られそのまま転倒。繋いだ手を離せないので、手をついても片手になり支えきれず顔面を打撲し前歯を怪我するというケースが数件続いています。ひどいケースでは乳歯が抜け落ちてしまい、保護者もかなり心を痛められています。

そもそも、1歳児同士が手を繋ぎ戸外を歩く事自体、本来は無理のある行為なのでしょうか?

5歳児が片道5分程度の道のりも、1歳児の1期中は、ぐずったり座り込んだりで、40分くらいかかる現状を見ていると、そこまでして、手を繋いで歩かせないといけないのか?と疑問にさえ思います。ただ、おそらく保育士さん達は、1歳児は手を繋いで歩かせないといけないと思っていて、それが当たり前になっているから、悪戦苦闘しストレスを抱えながらも頑張られています。

乳児は歩ける様になってもまだまだ頭が重く、両手でバランスを取りながら歩行を安定させ、身体を作る時期かと思われますが、同年齢のお子様同士が手を繋いで散歩する習慣を身につける最適な年齢(時期:体の状態・心の状態)はいくつくらいからなのか?と考えています。身体と歩行バランスの安定で、何か目安の様な物があれば教えて頂きたいと思います。2歳児への移行も踏まえ、アドバイス頂ければ幸いに存じます。


文面から、園長先生だと推察しました。

結論から。1歳に手をつながせて散歩させることは妥当か→いいえ発達に合いません。

「環境構成の理論と実践」に、発達のステージ毎に経験したいこと、環境を示しています。

調整機能の発達は、3歳半~5歳頃

人に合わせて自分を調整する機能が発達するのは3歳半以降です。

他者に合わせて、がまんしたり調整したりする1歳や2歳がいたら心配ですね。
「私のもってるおもちゃがほしいの?はいどうぞ」とか。
「ママ、今日は急いでいるんだね、じゃあぼくも急いであるくよ」とか。
「今ぼくはこの石を見たいんだけど、君はあっちへ行きたいんだね、じゃあぼくががまんするよ」とか。

身体機能も、リズム感をとったり、相手に合わせて調整が次第にできるようになるのは3歳半以降です。
二人組でリズムよく、「なべなべそこぬけ」をする1歳がいたら天才です。

他の子におもちゃをとられても平気、
ほかの子に手を握られたままその子についていく、
散歩では先生の指示にしたがって歩く、
そんな1、2歳児がいたら、自我が発達していない可能性があり、むしろ心配。

子どもの姿に合わせて環境をつくるのが保育者の役割です。
環境の構成は、散歩や、園外の行事でも行います。
どのような場を選び、どのような散歩をするのか、保育者はどんな服を着てどんな声で何を話すか。
これが散歩の環境構成です。

自然豊かな森のなかでも、子どもに手をつながせ急いで歩かせれば、その体験は貧しくなります。
歩き始めの子どもは、自由に歩き回り、しゃがんだり立ったり、登ったり降りたりを、何度もくり返すことで、自分の身体を守る能力を獲得します。

保育は、このケースでは、この場面ではと、ノウハウで判断することができません。

「何のために散歩するのか?」、「散歩では子どもにどんな経験をしてほしいのか?」
「散歩では何に困っているのか?」、「何のために手をつながせるのか?」
「ほかに、どんな方法があるか?」など話し合うと、いい解決方法が見つかるかもしれませんね。

保育は、今ある条件のなかで、柔軟に考えるしかありません。
保育者が、判断の基準にするのは、根拠となる専門知識です。

人形のお洋服、エプロン、具材など2018/11/12

浜松こどものとも社の安田さんから、園で使える手作り品のカタログをいただきました。
さっそく大学の保育実習室用に、いくつか購入しました。

納品を知らせる事務の方からのメールには、
「あまりにかわいらしくて納品チェックでテンションがあがりました」とあります。

人形のワンピースや甚平、浴衣、おむつカバー、布団、子ども用エプロンなど。

ごっこ遊び用の具材はこんな感じです。

現在、カタログが行方不明。
発見したら写真をアップします。

浜松市なごみこども園のお隣にある店舗でも、実物を見ることができます。
子どもの本とヨーロッパのおもちゃの店パディントンさん

子どもの脳を育てる言葉2018/10/28

今月号の『012歳の保育』では、
「子どもの脳を育てる言葉」という特集を担当しました。
脳科学の知見や、私の関わりの研究成果を、
分かりやすくまとめていただきました。

幼稚園教諭や保育士の養成では、
子どもとの関わりについては、科目すら設定されていません。
赤ちゃんや幼児と関わることは、誰にでもできることであり、
原則も不要で、技術として習得するものとは捉えられていないのです。

そのため関わり方は、保育者の人柄と努力に任されています。


『0・1・2歳児の保育』小学館 2018.10

今回、保育者の言葉の基本として、
①発達に合わせた言葉
②応答的な言葉
③ポジティブな言葉
④子ども主体の言葉
の4つで説明しました。

しかし、読者の反応が大きいのは、
「子どもの脳を傷つけるネガティブな関わり」のページなんだそうです。
「あの先生の言い方、気になってたんだよね、やっぱりダメだよね」
「私もつい言っているかも」と、話題だとか。


たとえ、先輩保育者の関わり方が気になっていても、
立場上、直接注意をしにくいものです。
しかし子どものことを思うと、黙っているのもつらいはず。
この記事を主任や園長に伝えて、職員会議で活用していただければと思います。

関わりの原則や技術、園内研修の方法については、エイデル研究所の『げんき』をご覧下さい。
全国保育士会作成の『人権擁護のためのセルフチェックリスト』も参考になります。
言葉と脳の関係は、『3000万語の格差』が参考になると思います。

この雑誌は、店頭では売り切れることがあるので、Amazonや小学館の通販サイトが便利です。

科学関連絵本が充実しました2018/10/04

以前注文した本が、保育実習室に揃いました。

実習準備室の高山の棚に並べておいていますので、
学生の皆さんは、手にとって閲覧してくださいね。


絵本を自分の主観や好みで選ぶと、保育室の絵本が偏ります。
目の前の子どもには、図鑑型の子どもも、物語型の子どももいるはずです。
理数系科目が苦手だった人は、意識的に自然科学の本を置くことができます。
マルチ能力理論を意識して、バランスよく絵本を選ぶとよいかもしれません。


別冊太陽248「かこさとし 子どもと遊び、子どもに学ぶ」平凡社2017

本屋で買い損ねていましたが、福井のかこさとしふるさと絵本館で発見。
絵本作家であり、遊びの研究者であり、活動家であった、かこさとしさん。
この本のなかで、子どもが未来を拓く鍵は、
外遊び、手伝い、本を読み言葉を正しく巧みに使えるようにする。
この三つとお話されていたことが、紹介されていました。


服で就職希望者が増える!?2018/09/23

高校生の Iさんから、ブログの内容についてメールをいただきました。
許可をいただき、メールの内容を転載します。

「保育士の服装が園児に与える影響について」
「はじめまして。僕は、現在高校3年のIといいます。
メールの題にも書いたように、保育士の服装が園児に与える影響について気になることがありインターネットで検索していたところ高山さんのブログを拝見し、連絡させていただきました。

なぜ気になったかというと、保育士の方々の服装というと、キャラクターがプリントされているようなTシャツにエプロン、下はジャージというものがステレオタイプとしてあると思いますが、先生の服というのは子供が日々目にするものですし、もしもTシャツに絵画がプリントされていれば、園児たちの興味や関心がそちらのほうに向き脳の発達などに関係する可能性はないか?と考えたからです。   
近頃保育士不足や離職率の高さが問題になっているといわれていますし、今よりもスタイリッシュな服装をすることで例えばキャビンアテンダントの制服に憧れて、それを目指すように先生たちにとっても保育士という職業に対する誇りがさらに生まれて、それによって少しでも現状が改善される可能性はないかと考えています。

もし、今回の内容に関する情報をお持ちでしたら教えていただきたいです
突然失礼しました。」
メールを拝見して唸りました。
保育士の服装は、
保育士の「職業イメージ」や、「社会的地位・待遇」に、
確実に影響を与えているだろうと
個人的には思っていました。
このように「スタイリッシュな服装をすることで・・・」とハッキリ書かれると、
なるほど高校生でもこのような感じ方をする学生さんがいるのか、
と考えさせられました。
今でも、自らを人的環境として意識している専門性の高い保育者は、
子どもの遊びが豊かに展開できるように、シンプルな服装を選んでいます。
環境の研究で取材をさせていただいた園では、
キャラクターのエプロンをつけているのは、実習生か中学生でした。
保育者は、子どもの興味関心を広げたり、新しい興味を引き出すために環境を構成します。
壁に絵を貼るように、服もその一つとして活用できると思います。
日常は、専門職にふさわしく、かつ自分らしい服ですごし、
行事では、服で演出することもできます。
保育は、人格の土台に影響を与える重要な仕事でありながら、
(ただ子どもを預かっているだけ)
(子どもをただ遊ばせているだけ)
といったイメージをもたれやすいのは、
服装の影響も大きいのではないでしょうか。
一通のメールから、様々なことを考えさせられました。
Iさん、ありがとうございました。


自然は、静かに私たちを引きつけます。
服装も含め、自然界のような調和とリズムを、子どもたちのまわりに準備したいと願います。

*最近、写真が入らない、行間が取れないなどのトラブルが多くなかなか思い通りに書けない状況が続いています。読みにくいと思いますが、ご了解のほどをお願いします。

子育て支援の環境づくり2018/06/25

エイデル研究所から、本が出ました。

高山静子「子育て支援の環境づくり」エイデル研究所、201806
子育てひろばと、一時預かりの環境づくりがメインです。

これまで冊子や報告書として出してきた原稿をまとめました。
冊子でもいいんじゃないか、と思っていましたが、
エイデルの長谷さんが「必要です。出しましょう!」とキッパリ。
未就園の親子のための子育て支援の場(ひろば・一時預かり)の
空間づくり、玩具選び、スタッフの役割
等、冊子のエッセンスを、コンパクトにまとめました。
(一部の冊子は、浜松の未来を育てる会、ここみ広場で購入できます)。

子育てひろばは、かつての道ばたのような
子どもを遊ばせながら親同士がおしゃべりをする場です。
一つ違うのは、スタッフがいること。

スタッフがいることで、
赤ちゃんを育てはじめた保護者が、
自然と人間のなかで子育てをして、
わが子とほどよい関係をつくり、
場と仲間と情報を得て、
子育ての環境をよりよく変えていく、
そういった方向性をもたせることができます。

今全国に、地域子育て支援拠点(ひろば)が、
7千箇所ほどありますが、
物理的な環境が不十分な場が多いと感じています。

環境が不十分な場では、
赤ちゃんとその保護者の利用が少なく、
イベント以外の日の利用者が少なくなります。

子育て支援の機能を果たせているかどうかは、
赤ちゃんがどれだけ利用しているか、
イベント以外の日の利用者数、
地域の未就園児童の何割が登録利用しているか、
で確認できます。

空間や玩具が適切に準備されていると、、
子どもの自然な遊びを知ってもらうことができ、
子どもを安心して見守りながら、親同士で情報交換をすることができます。
適度な距離感があることで、、
やりとり(二項関係・三項関係)も生まれます。

反対に、環境が不十分だと、
支援者は、対応に忙しくなり、
ちょっとした相談を受けたり、
親子関係の支援をすることができません。

環境構成が行われていない園では、
保育者が、子どもへの指示や指導に忙しすぎて、
ていねいな関わりが生じにくいことと同じです。

保育園も、子育て支援センターも、
まずは、物理的な環境づくりを。

これで、環境構成がひとまず終了しました。
次は、関わりの総まとめに入りたいと思います。

赤ちゃんとのやりとりを増やすしかけづくり2018/06/03

今、園のあちこちに、スマホの置き忘れがあると聞きました。
子どもの送り迎えの時間にも、親は、スマホを手に持っているそうです。
退勤しても、メールで仕事が追いかけてきているのかもしれません。
子育て中でも、SNSやゲームに、はまってしまった人もいるでしょう。

親がスマホに気持ちをとられている状況は、
親との関わりを求め、
それによって脳をつくり、コミュニケーションを学ぶ
乳幼児期の子どもには、よいこととはいえません。

家庭で、親に気持ちを向けてもらえない子どもが増えると、
集団の保育は、崩壊に向かいます。
親に心を向けてもらうことが少ない子どもは、情緒が不安定になります。
愛情を求めて保育者を独占しようとする子が増えると、
さまざまな活動が難しくなります。
子どもの情緒が著しく不安定であると、保育者は疲弊します。

では、保育者として何をするか、何ができるか

保護者に直接、
「朝は、スマホをカバンに入れて、子どもに心を向けてください」とか、
「お迎えのときは、子どもの目を見て、「ただいま」と抱きしめてください」とか、
「〇〇ちゃんは親御さんとの関わりを求めています。もっと関わってください」とか言うと、
トラブルになりかねません。

園見学や、入園を決定する前の説明の際に、
保護者に、保育者と子どもの対数を説明し、園では行き届かない部分もあること。
子どもは、親を最も愛し、親の関わりを求めていることを伝え、
朝夕の数時間だけは、テレビを消し、スマホから目を離し
子どもに目と心を向けてほしいことを
お話ししておくことが必要であると思います。

また入園後も、保護者が関わりたくなるようなしかけをつくります。


保護者を迎える玄関や、保護者の通り道に、保護者向けの本を置いている園は多いと思います。
写真はまちの保育園六本木。


こちらに、こんな本を置いてみてはどうでしょうか。

赤ちゃんの脳をつくる親と保育者の話しかけ」と、朝夕目にするだけで、
つい子どもに話しかけたくなるのではないでしょうか。
子どもを健やかに育てたいという気持ちは、どの親ももっています。


帯を外しても、視線を集める効果があるかもしれません。


保育園を、「ただ子どもを預かってくれるだけ」と思って
園に預けた保護者は、
保育者が読む本の質に、きっと驚くでしょう。

どんな情報を目にしているか、
どんな人と接しているか、
どんな場にいるかによって、
人は行動が変わります。

これも、環境を通して行う保護者支援の一つと考えられます。

親に心を向けられ、あたたかな言葉をかけられる子どもが増えますように。

科学ショップでの大人買い2018/05/27

教材研究のために、科学ショップをネットで探していますが、なかなか掲載が少ない。
二子玉川にあるショップに直接見に行こうと電車にのり、お店の場所を確認していたら、
数日前に閉店していることを発見・・・。すごすごと帰りました。

保育学会では、仙台駅前にある科学ショップに行く時間を確保し、
SーPALというデパートにあることも確認。
駅前で、偶然研究でお世話になっている園長先生とお会いして、一緒に行くことになりました。

ありました。THE STUDY ROOM ザ・スタディルーム
ザ・スタディルーム


テンションがあがるディズプレイ。


大人がワクワクするものがいっぱいです。
いやいや、幼児向けを探さねば・・・。


店長さんに写真とブログ掲載の許可をいただきました。

一緒に行った園長先生が、
「あ~これもいいかも~」、「これ貼ったら子どもがちょうちょに興味をもつかな」と
嬉しそうに選び、大人買いをしていました。
園の子どもたちは、幸せですね。

豊かな自然が目の前にあっても、
自然物に関心をもつ大人がいないと、
散歩でも、「電車バイバーイ」「イヌがいるよ」で、終わってしまいます。
自然に関心がない大人には、
子どもがしゃがみこんで、草を眺めている意味がわかりません。

保育者が自分の好みで教材を選ぶと
絵本は、物語絵本ばかり、
園庭は、花壇ばかりになってしまうこともあるでしょう。

子どもたちは、多様な能力をもっています。
理数系に強い保護者に協力を依頼したり、
園長や教頭主任が選択したりして、
理数系に強みをもつ子ども向けの
絵本や教材、園庭環境の充実を図ることも、
子どもの経験を広げる一つのしかけとして考えられます。

2019年3月2日は東北福祉大学で、
日本保育者養成教育学会が開催されます。
お店への再訪を楽しみにしています。