信念対立を乗り越える2014/02/06

全国私立保育園連盟の研修会で「『よい』保育とはどのように考えていけばよいのか~本質実践学としての構造構成主義の視座」をテーマに、西條剛央先生の講演が行われました。
西條氏が理論として構築した「構造構成主義」は、研究にも実践にも活用できる原理です。その中心的な概念である「関心相関性」について西條先生は「珍獣」のスライドを使って説明されました。(関心相関性=存在や意味や価値は、身体や欲望、関心、目的に応じて立ち現れるという西條氏が創った概念)
私は話を聞きながら思い浮かぶシーンをノートにスケッチ。自宅に戻ってからパワーポイントで作図してみました。

関心相関性の原理1

関心相関性の原理2

関心相関性の原理3

関心相関性の原理4


関心相関性の原理6
*図の内容には、西條先生の講演内容とは重ならない部分もあります。


西條先生は本質とは何かを講義した後、子育ての本質として「自立」「自由」「存在の肯定」をあげて説明されました。

保育者が複数で原理原則を構築するには、どのような方法があるのでしょうか。
保育界には、さまざまな宗教や哲学のバックボーンを持った方々がいます。人間と関わることで積み上げた実践学も豊かであるはずです。その豊かさを活かすことはできないだろうか、そんなことを考えながら書き散らしておりました。
ああ原稿を書かないといけないのになぜか図を作っております・・・。原稿も図で出せればよいのに。

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