トーマ先生の遊具が市販品に ― 2015/07/15
保育の研究大会会場で、おもしろい商品を見つけ、その場で写真撮影と掲載の許可をいただきました。

作っているのは、金沢市にあるMOKUMOKU工房さんです。
あの東間先生が本にされた牛乳パックなどでつくった大型遊具を、製品として販売されているそうです。
牛乳パックの積み木は、全国どこの園でもよく見かけます。
保育カタログに掲載されている玩具や市販の玩具には、大きさや形状、素材や色、重さなどがなかなか子どもに合うものがないため、保育者が子どもに合った遊びの素材を手作りすることがあります。
1,2歳児は粗大な運動を好む時期ですから、子どもが抱えることができる大きさで重量感のある積み木がほしいものです。しかし木製の大型積木では危険ですし、スチロール製の積み木は軽量すぎ、かつ形と色が複雑すぎます。そのため保育者が牛乳パックで積み木を作らなくてはならないのです。私もこれまで何十個作ったことか。。。

「パックパーツながいみじかい」は、牛乳パックで作った大きさと同じ。重さも、長いパーツと短いパーツが10個ずつセットになっているそうです。これだと丈夫で長持ちしそう。重量感もしっかりありました。
園庭用のシンプルなパーツもあります。

シンプルな自然素材は子ども自身が遊びを広げることができます。木ですからメンテナンスが欠かせませんね。

都内の某公立保育園。園庭に木材やお風呂マットやパネルじゅうたん、ござ、ビールケース等、子どもが遊びを広げるための素材を準備しています。私は、ビールケースにはハラハラドキドキするだろうなあ・・・。
市販の玩具には、子どもを遊んでくれる玩具と、子どもが遊びを作りだす素材的な玩具があります。
子どもを引きつけ楽しませてくれる「おもちゃ」の購入には、専門知識は不要です。
幼児教育の専門職として、子ども自身が想像し、試行錯誤し、工夫して遊びをつくりだすことができる遊びの素材を選べるようになりたいものです。