机上ゲームあれこれ2015/10/27


トランプ、カルタやすごろく、メモリーゲーム、しりとりカード、バランスゲームなど机上ゲームあれこれ。

先日、このブログでお話づくりのサイコロを紹介したところ、さっそく購入して大学のゼミで使ったとコメントをいただきました。
私たちも、研究会の終了後にやってみました。大学教員ばかりだと大盛り上がりになりましたが、緊張を感じる学生もいるかもしれません。そこで補足として、緊張感なく盛り上がることができる机上ゲームも紹介します。

保育内容の環境領域を教授する「保育内容演習環境」では、机上ゲームをグループで遊び、「そのゲームで子どもが体験すること」を考える授業を行っています。(指針や要領の当てはまる内容をすべて抜き出させる先生もいらっしゃるようです)。大騒ぎになりますので、窓は完全に閉めて授業を行います。

とくに学生が盛り上がるのが、「ハリガリ」です。あらかじめ同じ果物が出たとき、同じ数字が出たときなどベルを鳴らすルールを決めておきます。そして一人ひとりが持ち札をめくっていって同じものが出たら「チン!」とベルを鳴らします。たった4人でも大騒ぎになります。

保育園では、年下の子どもの方にベルを近づけて置く、優しい年長さんを見ました。また自分の方に近づけて置く、賢い年長さんも見ました。(笑)

幼児の真剣勝負。(龍雲寺保育園さんにて)。幼児の記憶力とスピードには大人もタジタジです。

以前は、雨の日や朝夕にテレビを見せている園がありましたが、最近は本当に減りましたね。それは、この机上ゲームのような教材研究が進んできたためだと思います。保育環境に対する意識が変わり、室内でも意図的な環境が整えられるようになってきました。

次号の小学館「新幼児と保育」の連載テーマは、「数量感覚を育む環境」ですが、そこでふれることができなかった内容が、上記の机上ゲームです。すごろくやカードゲームには、比べる、分ける、順序づける、数える、対応づける、順番を待つなど、数量の体験が詰まっています。悔しい、嬉しいなどの感情体験も豊かです。
外での全身を使った遊びによる連続量の理解や、室内の机上ゲームを使った分離量の理解、抽象的な具体物を使った遊びによる連続量・分離量の理解など、幼児教育として意図的に教材や活動を活用したいものです。


また、こういったゲームを子どもに貸し出して、家族のコミュニケーションづくりに一役買っている園もあります。子どもが鼻をふくらませながらゲームのルールをお父さんやお母さんに説明している姿が目に浮かびますね。

貸出用のゲームと絵本。浜松市の愛恵保育園さんにて。

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