片付けに困っています2016/12/13

初めて環境を通した保育へ変えたとき、
最も保育者が悩むのは、「片付け」のようです。

そこで、初めて子どもの手の届くところに玩具を置く園に向けて
日野の森保育園さんの玩具棚をご紹介したいと思います。

「保育とおもちゃ」「保育と絵本」の著者である瀧薫先生が、園長をお務めです。



このように、かごを使って棚を区切るようにすると、
0、1、2歳児クラスの大人は、片付けがしやすくなりますね。

積木や人形の数を子どもの様子を見て調整する
具材の大きさや数を調整することで
大人の大変さも変わるでしょう。

子どもは、最初は秩序を壊すことが仕事ですから、
その時期の大人は、適度な秩序感を環境につくることが仕事になります。
(決して砂漠や体育館のような完璧な秩序にすることではありません)

片付けを面倒がらない心の癖と、
秩序に対する感性は、幼児期までに着実に育みたいものです。

また、片付けで子どもは
数や大きさ・高さ・長さなどの数量感覚や
物の種類や名前を学習します。
分ける・並べる・順序づけるといった思考力の基礎も
片付けで、日々培うことができます。

片付けは、幼児にとって学習の時間。
「お片付け~」と号令をかけて、
ポイポイとごみのように箱に投げ込んで
あっという間に片づけてしまうのではもったいない。

効率的だけど、学習にならないゴミ箱型お片付け。
こんな状態は、子どもに「物は大切にしなくていいですよ」と
毎日メッセージを送っている感じがしますね。


ちなみに、日野の森保育園さんでは
345歳クラスになると、こんなに細やかに片づけていました。

コメント

トラックバック