石川県立図書館2025/06/15

先日、園の先生にご案内いただいて石川県立図書館へ行ってきました。
(間違えて金沢県立と書いていました、失礼しました)
入口の植栽やカフェも素敵で期待が高まります。
入ったとたんに天井までの吹き抜けの本棚に圧倒されました。





選書や分類等司書さんたちのお仕事のすばらしさにも感動しました。
郷土の本の展示など、いちいちセンスがよい。さすが、金沢です。

子どもの本の空間もかなり個性的です。
回遊するように作られた通路に、天井には網の大型遊具があります。

子どもが思わず入りたくなる、とどまる空間もあちこちにあります。

流れる空間と、留まる空間の混在、
大はしゃぎする子どもと、静かに本を読む子どもが入り混じる空間・・・
うん?これは?園や子どもの施設でよく見かけるパターンだぞ?と調べたら、やはり仙田満先生の設計でした。

空間を見ていると、ここは子どもが走るな、この場所で子ども同士がぶつかるな、ここには子どもが登るな、入るな、ぶら下がるなと想像がつきます。どこに行っても環境のアフォーダンスをつい読み取ってしまうのは、保育者の皆さんも同じではないでしょうか?

石川県立図書館は本を読むことを超えて、大人も子どももさまざまな体験ができる図書館でした。
乳児のコーナーの大人向け図書を変えれば、子育て支援の可能性も感じました。
土日の子どもが多い日に環境構成の勉強にもぜひどうぞ。

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