情緒の安定を図る保育士の技術2011/08/09

昨年度、こども未来財団の委託で行った「保育所における養護技術の抽出と活用に関する研究」の報告を、雑誌「遊育」に掲載していただきました。保育士の技術は、複層的な把握と判断を必要とする「非常に高度な技術」という部分を取り上げていただけて、とてもありがたく思います。

この研究では、異なるタイプの4つの園の食事場面から午睡場面までを観察し、ヒアリングやグループインタビューを行い、保育士の技術を抽出しました。また、環境心理学の知見や、色の専門家へのインタビューから、子どもにとって望ましい保育環境を考察しています。

最初は、保育者が情緒の安定(養護)のために行う技術を抽出する予定でしたが、保育者は、子どもの発達(教育)のために、ときには子どもに負荷をかけ情緒が不安定になる場面を意図的につくることにも気づかされました。挑戦的な環境を準備している園の子どもたちは、目の輝きが違いました。人間は、危険や厳しさが適度に配置されている環境で、生物として本来持っている能力が発揮されるのかもしれません。

報告書は、保育園の先生方にすぐに使っていただけるように、食事場面や睡眠の場面を写真で示し、ヒントを箇条書きでまとめました。あと数冊報告書が残っています。
保育園の先生方には、送料無料で送らせていただきます。御希望の方がございましたら、コメント欄に郵便番号、住所、園名、氏名をお書きください。(コメント欄は私しか見ることができないように設定しています。発送はお盆明けになります。)

●大変申し訳ありません。報告書は現在残部がございません。これまでの研究報告に関して、PDFで出せるようにしたいと思っていますがなかなか。せっかくお申し出いただいた先生方、申し訳ありませんでした。

コメント

_ 高山静子 ― 2011/08/19 10:22

コメントを入れていただいた先生方、ありがとうございました。すぐになくなってしまい、お送りできなかった先生、本当に申し訳ありません。「保育所の教育機能」同様、冊子にする準備をすすめますので、もう少々お待ち下さい。

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