屋内で体を動かす遊び2011/07/28

大量のレジュメ作成という高山の窮地を助けてくれたみんな、ありがとうございました。

最近、どこへ行っても、屋内運動遊びに目が止まります。
外へ出られない、窓を開けられない、そんな状況でできること。。。

一人あるいは数人で家の中で体を動かせる遊び
土間・廊下で・・・・・・・なわとび、まりつき、トランポリン、フープ、リボンバトン、ケンケンパ。
部屋で・・・・・・・・・・・・ダンス、踊り、太鼓、けん玉、お手玉、うたを歌うこと、前回りや逆立ち。
兄弟姉妹がいるならば・・・ハイハイ鬼ごっこ、(うさぎ)ジャンプ鬼ごっこ、転がり鬼ごっこ。

ふと思いつき、日本まりつきの会 DVDと、まりを買ってしまいました。
研究室で怪しい音がしていたら、それはまりつきです。(私がやってどうする!)

保育園・幼稚園であれば、体をうんと動かせるさくらんぼリズム。
ピアノがなくても口ピアノでどこでもできます。運動量が多く、感覚統合の理論が入った動きは洗練されていますし、1・2歳でも真似できるということで一番のお薦めです。
車ばかりで歩かない子が多い、粗大な運動が不足している子どもが多いクラスでも、取組む価値があるかも。さくらんぼリズムは、あまりかしこまらずに使うと、とても楽しいリズム遊びです。

自由に年齢に合った運動が楽しめるのは、運動会のマーチング曲を使ったダンス。「草競馬」など、鼓動を活かして、輪になって歩いたり、ひざをたたいたり、自転車こぎの動きをしたり自由に動きを考えます。体力がない、踊りに自信がない先生でも自由に動きを作れますし、子どもたちが動きを考えて行うこともできます。

先生方に教えていただいた「雨の日の遊び」は、昨年の6月のブログ(以下)にあります。
http://hoiku.asablo.jp/blog/2010/06/25/5246481


 体をうんと動かした子どもの表情は、青空のよう。


人生の始まりこそ力強く2011/04/30


OECD保育白書  

人生の始まりこそ力強く:乳幼児期の教育とケア(ECEC)の国際比較



明石書店 から3月11日に発行。

出ました!やっと!!!
翻訳してくださった先生方、ありがとうございます。

OECDの教育関係の本は、中身が濃いのでチェックしてます。
なかでも、これは、「声に出して日本語で読みたい本」でした。
読むのはこれから。

アナフィラキシーショック2011/04/19

子育てひろばでは、食事やおやつは、ひろばの外でお願いしていますが、その理由に、アレルギーのお子さんが増えていることがあります。アレルギーのお子さんの場合、ちょっと落ちているお菓子をつまんで口に入れただけでショックを起こしてしまうこともあるのです。私ができるだけ車に乗らない理由には、アレルギーは排気ガスとの関連が疑われていることもあったりします。

学院大で食事をするときには、桜の花の下で食べる、または学食へ行くという方法があります。学食に子連れで行けば、学生たちに「きゃ~かわいい~!」と見つめられ、スターになること間違いなしです。

さて、アレルギーのお子さんへの事故防止とショックを起こしたときの緊急対応について厚生労働省からガイドラインが出ています。
「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」
ダウンロードはこちら

厚生労働省と文部科学省の「新着情報メール配信サービス」を登録していると、毎日、新しく更新したページ一覧のメールがきます。だれでも無料で登録できますよ。試しに登録してみます?

厚生労働省
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/index.html

文部科学省
http://www.mext.go.jp/magazine/index.htm 


連日、講演会のお断りばかりしていて心苦しい日々、お役に立てず申し訳ありません。。。



子どもたちの不安を安心に変える2011/04/04

卒業生からの電話で、「素敵な園の写真をアップするよ」と返事をしたものの、春は見つかりませんでした。そうだわ~4月に園には行かないもの・・・・ごめんなさいね、Yさん。お話したとおり、色画用紙以外の素敵な季節の飾りが掲載されている本って、まだ出版されていないのです。でもあなたの相変わらずの熱意にはうれしくなります。

さて、新年度の不安対策。

自分がはじめての場所へ行ったとき、どんな援助があればうれしいだろう。
自分が知らない人だらけのところへ入ったとき、どんな人がいたらうれしいだろう。

泣いている子どもを、ただ抱っこしているだけでは子どもの不安は止まらない。
どんなに小さくても、場所の紹介、人の紹介、おもちゃの紹介、絵本の紹介など、いっぱい話しかけましょう。
「〇〇ちゃん、私は〇〇先生だよ。〇〇ちゃんと一緒のクラスになれてうれしいなあ」
「〇〇ちゃん、ここには、こんなおもちゃがあるの」
「〇〇ちゃん、この絵本は全部読んでいいんだよ。〇〇ちゃんは何が好きかな?」
と、しっかり名前を連呼して、子どもが泣いていても、クラスの中や園の中を紹介しましょう。

楽しく遊んでいる他の子どもたちや年上の子どもたちのところへ行って、
「おにいちゃんは〇〇くんってお名前、同じお名前だね」なんて他の子どもとつなげていくのも大事。

こういう思いやりのある先生がいると、子どもは安心します。
園では泣いていても、家ではパパやママに「園にはこれがあるの」なんて説明していたりします。

園に子どもをはじめて預ける保護者も不安なので、「大丈夫です」と笑顔で確信をもって堂々とした態度で。
大人が不安だったら、子どもはよけい不安になるので。

4月6日現在、布橋キャンパスの入口の桜の様子


災害時のトイレ対応2011/03/22

「学校トイレ.com」
http://www.gakkoutoilet.com/


保育の専門性研究会メーリングリストにアクトウェア研究所の村上八千代さんからの投稿。
「何かできることをしなくては」と、阪神大震災や新潟中越地震のときに避難所の調査をもとにまとめた
「災害時のトイレ対応」を作成してくださったそうです。PDFでダウンロード可能です。

村上さんによると、「被災直後チェックすべきことや、断水時の使用法、学校や保育所が避難所になったときのトイレの対応について緊急にまとめました」とのことですが、緊急にまとめてこの内容だなんて・・どの分野でも専門性ってすごい、と感心しました。

断水になってもお風呂の水で水洗トイレは流せるなんて思っていたけど、災害のときにはそうではないのですね・・。
トイレを使えるかどうかの判断チェックは、とっても勉強になりました。
知らずに水を流していたら大変なことになっていました・・・。

マニュアルを読み終わって、思わずホームページの各地を探索。
トイレって奥深い。これから、再建・改築する園にも役立ちますね。

村上さん、ありがとうございました。

絵本に詳しくなりたいときは2011/02/07

絵本ってあまりに種類が多くて選ぶのが難しい、という学生からの相談、よくあります。
子どもにあった本や、文化として絵本を選ぶコツはいろいろあるのだけれど、ここでお薦めしたいのは、「こどものとも社」の絵本のカタログ。私は毎年カタログや保育雑誌を捨てる時期になると、園のカタログをもらって帰り、スクラップブック(今でいうポートフォリオ)を作っていました。このカタログには、保育で用いるほとんどの出版社の絵本、紙芝居が網羅されています。一番最初には、保育園・幼稚園に置きたい「基本図書」がまとめられていて、まだ慣れないときには、それを参考にすると間違いないと思います。季節や行事ごとの絵本も参考になるでしょう。

こどものとも社
浜松こどものとも社の安田社長から、昨年のカタログをもらいました。残りあと1冊です。

ブログを見た学生は研究室へ走るべし。

NHKの縦断調査中間報告2011/01/26

0-5歳の子どもとテレビ~子どもに良い放送プロジェクト調査中間報告
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/bangumi/kodomo/pdf/kodomo101207.pdf
子どもとメディアインストラクターの皆さん、要チェックです。

1歳児の視聴時間が最も長いなど興味深いデータが出ています。また3歳までに視聴している番組は、NHK教育番組が強く、「専念視聴」や「子どもだけで見ている番組」も教育番組というデータもありました。ある人はこのデータを見て、「テレビに子守をさせるならNHK」、「子どもをテレビ大好き人間にするには3歳までにNHK教育番組を」なんてキャッチコピーを作っていました。。。やっぱり夕方は静岡放送がいいかも(笑)。でも不利な調査結果も公表するのは誠実で評価できますね。

今回の中間報告書には、「映像メディア接触の内容と量は、子どもの身体発達、認知発達、社会性の発達、社会認識の発達に影響する」という研究の仮説に対する調査結果がほとんど含まれておらず残念。次回に期待しましょう。

赤ちゃんは、テレビ番組が流れていなければ、自分で遊びを作り出します。自分で遊びをつくり出せる子どもに育てば、親は後々楽な子育てができます。また、大人向けの内容しかテレビから流れていなければ、乳児はテレビに釘付けにはなりません。0歳、1歳、2歳の子どもを専念視聴させる番組が公共放送として必要なのか、専門家から疑問の声が挙がるのは当然だと思います。

仮説としては、「乳児向けテレビ番組の放映が、親子の生活スタイルを変える」とか、「0歳時期の視聴時間が、1歳以降の絵本への関心の高さに影響を与える」ということも考えられます。

この調査報告を読んでコワイと思ったことは、調査や研究は平均値にすることで、問題の深刻さを、隠す効果を発揮するのかもしれないということです。私自身も、研究報告書を意図しない方向に読み取られて驚くことがあります。報告の仕方にはくれぐれも慎重にならなければと改めて思いました。

子育ての現場にいる保育者や、子育て支援を実践し、日々子どもや親と一緒に苦しんでいる人たちからすれば、1歳児が平均1時間半テレビを見ていることよりも、一日6時間以上見ている子どもが少数でも存在することを、とても深刻に受け止めています。専念視聴が平均何分ではなく、刺激に弱い〇〇ちゃんが何十分もテレビに釘付けになってしまうことを問題だと感じているわけです。この社会に何か課題があっても、平均にすれば、それは課題として見えなくなる。平均から外れている人はその人自身やその親に問題があるとし、その課題と取組んでいる人たちの声をかき消し、「あれは個人的な経験にすぎません。データはこうです」と、一般の人たちを説得する材料に使われる可能性があります。

保育者は、「主観的だ」、「非科学的だ」と批判され続けることで、自分の仮説に自信を持てなくなることがあると思います。しかし、保育者の関心は、一人ひとりの子どもに向けられています。研究者とは関心や立場が異なることに自覚的になり、一人ひとりの子どもや保護者に寄り添い、経験知を積み重ねていることに自信を持ってほしいと思います。保育者は千人に一人しか問題でなくても問題だと感じる人たちなのです。

知恵の光で暗闇を照らすふくろう・・・みんなでホーホー鳴こう。

静岡県の出生時の平均体重は3キロ以下2011/01/05

環境省で始まる子どもと環境の疫学調査。
友人から送ってきたメールで、疫学調査のホームページを見ていたら、気になるデータにたどりつきました。

子どもの健康と環境に関する統計集
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/outline/data.html#mat2

出生時の平均体重が低下していることは聞いていましたが、平均が3キロになっているとは知りませんでした。授業のデータを変えなくては。

1500グラム未満の出生割合は増加。

そして、県別の出生時の体重平均では・・ 静岡県は体重が低い順から沖縄、高知に続き全国3位。
静岡県は平均が3キロを切っているのですね。

妊娠時の厳しい体重管理が低体重につながったとして体重管理の方針が変わったのだと人から聞いたばかりでしたが、周囲では相変わらず厳しい体重管理の話を聞きます。
このデータが何を意味しているのか・・・浜松市の高度医療によるデータへの影響なのか、母体との関係なのか、指導によるものなのか、かなり気になるところです。専門の方、ぜひ教えて下さい。

今月の保育雑誌のお薦め記事2010/12/15



布橋図書館に、保育雑誌の12月号が揃いました。写真上から「エデュカーレ」、「現代と保育」、「げ・ん・き」、「こどもと」、「012歳の保育」、「345歳の保育」、「ほいくしんり」、「子育て支援と心理臨床」、「発達」など・・・布橋には四年制らしい専門的な保育雑誌が揃っています。その他の保育雑誌も、住吉図書館で読めます。

今月のお薦め記事

345歳児の保育」
○柏女先生の子ども・子育て新システム解説
保育雑誌の解説シリーズはわかりやすい。就職試験前には要チェックです。

○発達につまづきのある理解に役立つ感覚統合理論・エアーズ
ルソー、モンテッソーリなど保育思想をマンガで理解できるシリーズに、ついにエアーズ登場です。エアーズを美女に書いてくれた大枝さんありがとう!


「園と家庭をむすぶげ・ん・き」
○絵本歳時記
その季節ごとに絵本が紹介されています。絵本好きは要チェック。

○わらべうたであそぼ!
携帯でわらべうたが聞けるよ。


「こどもと」
○表紙
毎回びっくり

○月別保育資料
月別のうたや遊びの紹介。2月の実習前には見ておこうね。

子ども・子育て新システム2010/12/10

 先日、保育雑誌エデュカーレの主催で行われた「子ども・子育て新システム緊急シンポジウム―小宮山洋子厚生労働副大臣を迎えて――­これからの保育・子育て支援を考えよう」の動画がユーチューブにアップされています。(大枝さんありがとうございます。)以下は大枝桂子さんが保育のメーリングリストに送ってくださったものです。

《子ども・子育て新システムシンポ12/4 URL 一覧》

★その1 http://www.youtube.com/watch?v=13SgfVtCY0I(小宮山副大臣講演開始・新シ
ステムの概要について)
★その2 http://www.youtube.com/watch?v=wHuj8KgWUMw(小宮山副大臣講演・新システ
ムの概要について続き)
★その3 http://www.youtube.com/watch?v=X2u9mz1-Wds(小宮山副大臣講演のあと、9
つの質問に対する回答・本編3:00~)
★その4 http://www.youtube.com/watch?v=kr8_bPuM7n8(小宮山副大臣講演ここまで)
★その5 http://www.youtube.com/watch?v=aZNz4VO54qA(小宮山副大臣とフロアとの質
疑応答)
★その6 http://www.youtube.com/watch?v=4GE3fnl8zcc(小宮山副大臣とフロアとの質
疑応答)
★その7 http://www.youtube.com/watch?v=WK7tAPrSkV4(小宮山副大臣とフロアとの質
疑応答)
★その8 http://www.youtube.com/watch?v=FQdt_ReHQF0(小宮山副大臣とフロアとの質
疑応答ここまで)
★その9 http://www.youtube.com/watch?v=h6VoLkKIaTU(シンポジスト登壇 私立練馬
区向南幼稚園 田中康行園長、東京家政大学ナーサリールーム 井桁容子先生、東京都
あきるの市認証保育園 溝口義朗園長)
★その10 http://www.youtube.com/watch?v=BhX3Xb6Wa1o(小宮山副大臣降壇、以下、
シンポジスト・汐見編集長コメント)
★その11 http://www.youtube.com/watch?v=hbvPoERJJdE(シンポジスト・汐見編集長
コメント)
★その12 http://www.youtube.com/watch?v=2hzAxg3_7YU(シンポジスト・汐見編集長
コメント)
★その13 http://www.youtube.com/watch?v=pEdN6Om6T6s(シンポジスト・汐見編集長
コメント。シンポここまで)