保育は人の幸福を支援する仕事2025/06/29

ある園で読み合わせ研修をしたときに、一人の先生が「『福祉は広い意味で幸福をさします』と読んでグッとき
ました!」と話しました。私も思わず、「保育って人の幸福を支援してお給料をもらうお仕事ですね!」と熱く語ってしまいました。保育者は、日々の職務のなかで子どもと保護者の今と未来の幸せを支援しています。保育は、我が子にも孫にも誇れる素晴らしいお仕事です。

職場で、笑ったり、歌ったりできるって素敵です。

反対に、読み合わせでは「保育士は、福祉と教育の専門職です」という言葉に驚かれることもあります。
幼稚園も保育園も3歳以上児の教育機能は同じですが、福祉ニーズの高い家庭は、保育園とこども園に集中します。障がいの子どもの割合も、幼稚園よりも保育園の方が高いのです。そのため保育士は、幼児教育の専門性に加えて、福祉の専門職としての自覚と専門性が欠かせません。

とはいっても、私自身福祉の専門職だ、支援が仕事だと分かっていても、深刻なケースが重なると燃え尽き症候群になりそうな時がありました。大学の教員になってからも支援の内容が深刻になったり、多忙がすぎると情熱が枯渇しそうになりました。そんなときに見ていた動画を紹介します。


教育システムから取り残された子供たちを助けよう
「問題児」とレッテルをはる前に、教師にはできることがある。
もうあきらめたくなったとき、心が曲がりそうになったときに見る動画です。

TED日本語 - リンダ・クリアット=ウェイマン(カテゴリー教育)
荒れた学校を立て直すには ― 取り組みの先頭に立ち、全力で愛する
貧困家庭が100%、両親が揃っている子どもは1%の学校?
家庭にどんなに問題があっても、学校にできることはある!
学校を変えたリーダーの3つのスローガンは、
福祉と教育の専門職として心に刻みたいスローガン。もう何度も見ています。

動画には直接リンクを張ることができないため、カテゴリー教育から動画を探していただけますか。
TED日本語は、厳選した動画を見ることができます。日本語字幕もありがたい。

本当は燃え尽きそうなときは、動画を見るより休むのが一番ですけどね。

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