指導監査を保育の質につなげる2026/03/10

現場でよく聞く困りごとには、「指導計画」の書式があります。
指針・要領に則って保育を変えた園では、これまでの月カリや週案の書式が使いにくいという悩みを抱えています。マインドマップや環境図を書く方式など各園で試行錯誤していますが、監査では昭和からの伝統的な書式で書くように指導されることがあるそうです。

都道府県や市区町村による指導監査の指摘事項についてネットで調べる内に、東京都中央区で指導監査に携わる方が書いた書籍を見つけました。
書き込み線を引いて内容を熟知したい情報の場合、やはり紙の本が助かります。

本書によると、指導監査には主に「運営管理」「保育内容」「会計経理」の三つの枠があり、本書はこの内、「運営管理」を中心に説明しているそうです。法律をまとめた本と違ってとても分かりやすい。私も本書を読んで初めて知った情報がいくつかありました。

「保育内容」に関する監査の情報は、東京都や東京の各区がネットに指摘事項等の情報を公開していて参考になります。ただ「環境を設定」や「評価・反省」などの「保育所保育指針」とは異なる用語が気になります。

なぜ、こどもを虐待している園は、監査では発見できないのか。
指導計画(書類)は、「保育所保育指針」を超えた細かな指摘が行われるのに、なぜ指針から大きく外れた保育(実践)は指摘事項にならないのか・・・。
保育の質は社会の重要課題です。
本書のタイトルにあるように保育の質につながる監査と保育の書類のあり方について研究を続けたいと思います。

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