狭い室内で心と体を動かすために2020/04/27

利用禁止の公園が増えました。
安心して子どもを歩かせることができる場所は、公園しかないという地域も多いでしょう。
集合住宅では、子どもが家のなかで動き回ったら下の階から苦情が来ます。
閉鎖された公園や園庭をうらめしく眺めながら、
「どこで子どもを育てろというのか」と、心のなかで叫んでいる親御さんもいると思います。

乳幼児に「動くな、手を使うな」というのは、「発達するな、脳のシステムをつくるな」ということ。
今は、子どもの育ちにとって非常事態です。

園や家庭で、子どもの活動量を確保したいと悩む皆さんの参考になる動画を集めました。
大人が見てやり方を知る動画は大人、子どもに見せるとつい真似をする動画は子どもと青字で分けました。
子どもに合うものを見つけてみてください。

①【家でもできる子どもの運動】あんたがたどこさジャンプ(幼児~低学年向け)
https://www.youtube.com/watch?v=kQumKDkxZcg
静岡産業大学の学生さん製作の動画です。自分でいろんなポーズをつくって真似をしあうことができます。
他にも「子どもの運動」をキーワードにさまざまな運動を探すことができます。大人

②大阪体育大学 教員免許更新講習【あんたがたどこさ】
https://www.youtube.com/watch?v=Y7-wqiz4zTM
子どもが見ると思わず真似をしたくなるのは、こちらの動画。見た後にやりたくなる動画の一つです。ジャンプは運動量が高いのですが下の階からの苦情になりやすいため、一軒家や園でお薦めです。子ども

③家でもできる!親子体操④【飛行機⇒宇宙旅行】
https://www.youtube.com/watch?v=rEvyVWdNkRM&list=PLhHiHGDrrQMksKtonhZlr78PpKcDf2U0y&index=3
体操の講師による親子体操シリーズ。なかでもおすすめはこれ。大人

合同リズム
https://www.youtube.com/watch?v=wzMfePaSTMA
さくら・さくらんぼリズムを一般の園で行っている様子を見ることができます。
園で経験のある子どもは、ピアノを聞くだけで体を動かすことができます。
家で行いやすく運動量が高いものは、うさぎ、うま(四つ足)、あひるです。
動きや楽譜は「さくらさくらんぼリズムのリズムとうた」を参照してください。大人

長野県版「運動プログラム」幼児期からの運動遊び
https://www.youtube.com/watch?v=gZMZtG-8dGk
柳澤運動プログラムなど、7分頃から動きを実際に見ることができます。
音楽をかけたり、イメージで楽しく動けるように留意しましょう。はう運動は、ほんの少しで大人はくたくたに。 大人

⑥[体操]第15回全国体操小学生大会団体体操・女子ダイジェスト MOVEONLINE
https://www.youtube.com/watch?v=Mpfcw5ZZhEU
主人公は小学生の女の子。大人の体操よりも危険な技が少ないので見せやすいです。
「新体操 リボン」「新体操 バトン」「チアリーディング」などでも真似したがるかもしれませんが、電球を割らないためにはポンポンが無難。子ども

DAPUMP/U.S.A.Dance-Mirror ver.-
https://www.youtube.com/watch?v=LPr_UZkmVn8
運動量の高いダンス動画は数あれど、この曲にしたのは孫がソファーの上でいつも踊っているから(笑)。
(悲しいことに孫は園では赤い半ズボンをはかされてかわいい振り付けを踊っていました…)
その子が大好きで音楽だけで何度も踊るようなダンスを見つけられるとといいですね。子ども

保育士さんによる もしかめ大会 保育セミナーiin刈谷
https://www.youtube.com/watch?v=TEiUbbx4xug
木のおもちゃカルテットさんがUP。けん玉世界大会やプロの技などけん玉動画はいろいろあります。
けん玉のように上手くなるために長い時間がかかるものが見つかると、自宅待機も苦ではなくなるかも。大人

狭い室内で最もお薦めの「はう運動遊び」(今井寿美枝)は、残念ながら動画が見つかりませんでしたが、本を参照してください。子どもと床を磨く、窓を磨くなどお掃除もいい運動になります。
園でのその他の運動は「げんき」172号の発達に応じた活動・教材選び~保育内容の体系化の一覧表をご覧ください。

家のなかでも歌ったり、笑ったり、体を動かしたりして、家族みんなが元気になりますように。


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