ごっこ遊びに用いる具材2011/12/17

幼児期のごっこ遊びの環境として、どの園でも必ず準備しているのが、料理をつくる遊び(俗にいうままごと、最近は家庭ごっこなんて呼ぶところもあるようです・・・)です。


家庭でよく見る鍋やお皿、プラスチックの完成したお料理の玩具。見た感じはわくわくしますが、これでは、子どもは完成したおもちゃを並べて誰かに食べさせる遊びしかできません。フライパンも幼児の手には小さすぎてお料理をつくる真似をするのは難しいものです。毒々しい色の赤いウインナーにケーキにコーラにジュース。これは食育の観点から、幼児教育ではあまり使いたくありませんね。
保育用品カタログにはさまざまなおもちゃが掲載されていますが、必ずしも保育の原理に沿った品ばかりではありません。保育者は、大量の製品カタログの中から、子どもの発達に即し子どもの学習内容を考えた品を発見しなくてはなりませんが、これは至難の技といえます。


そこで今回は、お料理の中身となる「具材」を、子どもの発達段階にあわせて教育的な意図を持って、自然物や、市販品、手作りで準備している園の写真を集めてみました。

                          浜松市 なごみ保育園さんにて



                           森町 ときわ保育園さんにて



                           浜松市 愛恵保育園さんにて



                      浜松市 なかよし第二保育園さんにて



お料理づくりの空間に、くるみ、どんぐり、くぬぎなどの木の実や、マカロニなどを置いている園もよく見かけます。あちこちで撮らせていただいたのに新しいカメラは接写がほとんど撮れていない・・・。今度また撮らせてください。


お外でのお料理ごっこは、どろどろの汁をつくったり、泥でおもちをつくったり、砂や草や石を使えるので、また屋内と違った楽しみがふえますね。

今日は、寒くなりました。先生方が風邪をひかれませんように。

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