ソーシャルワークの人間観2012/01/27

1.あるがままのその人でOK
2.社会の主人公
3.誰しも生活の主人公
4.誰しも一人前
5.お互いに対等
6.相互依存
7.弱い存在
8.プロシューマー
9.多様な役割とその調和
10.多様な生活者の立場とその調和
11.変化し、成長する
12.状況によって変化する

上記は、岩田泰夫氏が示す「ソーシャルワークの人間に対する考え方」、北島英治・副田あけみ・高橋重宏・渡部律子編の社会福祉基礎シリーズ 『社会福祉援助技術論 ソーシャルワークの基礎理論』に掲載されています。(本には詳しく解説されています)このシリーズ本は何度も開きます。

福祉では、「福祉哲学」なんて大上段に構えず、行為の前提としての価値を、誰もが活用できる形に整理しているところがすごい。人間と関係に対しても、「自立」や「孤立」でもない、「ずぶずぶの依存」でもない、「助けあって補いあってお互い様」感覚を、言語化しています。

子どもの保育も保護者の支援も、保育者がもつ人間観に影響を受けます。私は教育系で育った人間ですが、福祉の実践理論を手にすることで、保護者支援が楽になりました。保育士が教育者になり、資質レベルで語られるようになる前に保育実践の価値・倫理を整備したいものです。

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