祈りから始まる保育学会2012/01/24

週末、聖隷福祉事業団主催の保育学会に参加させていただきました。

保育学会は、福祉施設の内、児童の福祉施設が一堂に介する大会です。場所は遠州栄光教会でした。
最初に礼拝から始まりました。私は教会でお話をしたことはあっても礼拝に参加したのは初めてでちょっぴり緊張。賛美歌をうたい、牧師様から聖書を通して子どもへのまなざしについてお話があり、賛美歌をうたい祈りをささげます。祈りから始まる研究大会。私も今日お集まりの先生方が、一人ももれなく保育者としての誇りと喜びを持ち帰っていただけますように、と深く祈りました。

研究発表は、創造性にあふれるとても時間を使った研究ばかりでした。研究としてまとめることは大変な労作業であったと思います。なかでも、もっともわくわくした研究が、「もしも保育室がからっぽになったら」。楽しそうでしょう?保育者らしいセンスに満ちた研究でした。

コメントでは「保育の当事者学を構築しましょう」とお話をさせていただきました。(そうだ、私たちこそ、保育の専門家だ)と感じて下さった先生方に、私が「当事者学」と出会った本を御紹介したいと思います。


中西正司 ・上野千鶴子 『当事者主権』 岩波書店 2003

上野千鶴子から当事者学を学ぶ

私は何度、この本を読み返したことでしょうか。
上野千鶴子さんの本は、元気が出ます。(ときに出すぎます)

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