ことばを育む環境構成 ― 2013/02/16
実習訪問で伺った曳馬保育園さんで、ことばを育む環境を見つけ、写真を撮らせていただきました。

先生手作りの教材。題材は近くの川で見ている鳥たちだとか。すばらしいですね。
パネルシアター形式や、飲料容器に張って動かせるようにするなど様々に応用できそうです。
パネルシアター形式や、飲料容器に張って動かせるようにするなど様々に応用できそうです。

走り人形や小さな人形は、ブツブツお話するのにいいですね。
私もよくクラスの小さな人形や積木でお話を演じる練習をしました。(才能がないので)
私もよくクラスの小さな人形や積木でお話を演じる練習をしました。(才能がないので)

園の周囲の地図を子どもが見ることができる位置に。
廊下の高い位置に張れば保護者の子育て支援で、クラスに張ればおしゃべりの素材。
おもしろいですねえ。
廊下の高い位置に張れば保護者の子育て支援で、クラスに張ればおしゃべりの素材。
おもしろいですねえ。
子どもの話し言葉の育ちを支えること。これは幼児期のとても大切な課題です。話し言葉の豊かさは、子どもの深い思考を支え、人間関係を支えます。これから人生でさまざまな苦労があっても、自分の感情や状況を「物語」にする力をもつ子どもは、きっとその苦しみを乗り越えていけるでしょう。
子どもたち同士でさまざまなイメージをふくらませて遊んだり、子どもたち同士で話し合ったりする活動や環境を、保育者の知恵を合わせて、つくりだしていきたいですね。
ついでに 学園祭より

子ども向けに置いたパネルシアター(歌の歌詞、リズム遊び用素材)を使っておしゃべりをしている子ども。
ストーリーのあるパネルシアターやペープサートは、「子どもを一時的に喜ばせる」ためのものではなく、子どもたちが繰り返し演じて遊ぶための教材です。ですから、絵本と同じように、絵や言葉の質が大切です。
(写真は芸術的な感性が薄い私のものなので真似しないでください・・・)
市販のパネルシアターの本は、漫画チックなものが多くて保育向けではありませんが、創造的な保育者の皆さんは、きっと市販のものよりも、クラスの子どもにぴったりの素敵なものが作れるでしょう。