アトリエスタの発想2014/12/21

今年は、レッジョ・エミリアの実践で知られるオルト保育園さんの造形展へ行くことができました。

オルト保育園の実践は戸塚陽子先生の講義でお話を伺っていましたが、訪問するのは初めてです。
オルト保育園には、レッジョ・エミリア同様、芸術を専門にするアトリエスタの方がいらっしゃいます。アトリエは、素材と道具の充実度が素晴らしい。やはり、芸術を専門とする方は、保育者とは発想が違います。素材選びや展示の手法なども参考になりました。






上が「レインボーくわがたとにじいろおおかぶと」、下が「91ほしてんとう」だそうです。
作品の前では、そこかしこで、子どもがお父さんやお母さんに説明をする姿が見られました。


作品を創るまでのプロセスが、ドキュメンテーションとしてまとめられ、作品のそばに置かれていました。
子どもたちの会話、豊かな発想、思いがけない展開・・・その内容が実に楽しいこと!





日本の幼児教育は、熱心な私立保育園を中心に、日替わりの細切れ保育から、継続的で協同的な学びのある環境を通した保育へと変わり始めています。養成も、現場についていかなくてはと心しました。


いやあ、勉強になりました。オルト保育園の染谷園長先生、先生方、ありがとうございました。


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